FXとは・FX入門
「FX」とは、証拠金(保証金)を業者に預託し、主に差金決済による通貨の売買を行なう取引をいう。「外国為替証拠金取引」、「通貨証拠金取引」、「外国為替保証金取引」とも言われています。
証拠金を預託し、通貨の売買を行うと言われてもピンとこな人が多いのではないでしょうか?単純には国同士のお金を両替をしているといえばわかりやすいのではないでしょうか?
FXの利益の出し方は2つあります。
①為替差益
「FX」とは、証拠金(保証金)を業者に預託し、主に差金決済による通貨の売買を行なう取引をいう。「外国為替証拠金取引」、「通貨証拠金取引」、「外国為替保証金取引」とも言われます。
証拠金を預託し、差益決済による通貨の売買と言われてもピンとこないのではないでしょうか?簡単に言うと国と国とのお金を両替していく取引です。
例えば、1米ドル=100円で買ったとします。
1米ドル=120円で売ることができれば20円の差益が出ます。
1米ドル=80円で売らなければいけなければ20円の差益損が出ます。
②スワップポイント
基準通貨金利-異通貨の金利 です。
A国の金利が3% B国の金利が1%とした場合、
B国を売ってA国の通貨を買った時は
3%-1%=2% の金利を得られます。
逆にA国を売ってB国の通貨を買った時は
1%-3%=-2% の金利を支払わなければなりません。
金利は日割り換算での金額になります。
FXの取引はこの2つの利益の出し方で、損をせずに利益を上げることができるかどうかです。
為替が上がるか、下がるか?
単純には、1/2の確率で勝ち負け・利益がでるか、損するのか、になります。
その各チャートを参考にしたり、発表される経済指標などをもとに予測して、買いから入ったり、売りから入ったりすることで利益を上げていくものになります。
100%の必勝法はありません。利益が出ることもあれば損をすることもあります。
その損をいかに小さくし、利益を最大化することができるか?
個人それぞれの投資できる金額の範囲内で(許容される損失内で)、FXでの投資を行いましょう。証拠金として預けてる金額は0円なる可能性もあります。さらには、レバレッジをかけているとそれ以上の膨大な借金を抱える可能性があることを理解したうえで行いましょう。
次に覚えておくべきことはスプレッドです。
③スプレッド
買いレート(ASK)と売りレート(BID)の差のことをスプレッドといいます。
売り手がいて買い手がいてそこに差が発生するのは?よくわからない気もしますが、
端的に言うと「FX会社の取引手数料」ということになります。
各FX会社は取引手数料無料と言っていますが、実際に取引手数料自体は確かに無料
です。
が実質的に、スプレッドによって手数料を支払っていることと同じであることを理解
しなければいけません。
FXをすでにやったことある人は、買いから入って、いきなりマイナス(損失)の金額
が表示されることは間違いなく理解しているかと思います。
それは、スプレッド(≒手数料)であることを理解しましょう。
買って、まったく価格変動がなくて売ってもスプレッド分は損をすることになります。
以前年間収支を出したことがありました。その頃はとある証券会社のFX取引を利用し
ていたときでした。年間の収支としてマイナス22.3万円 スプレッドとして支払った
金額は22.4万円となっていました。要はスプレッド分負けていました。そこからいわゆる
FX会社のFXに切り替えました。その時に仮の数値としてもし初めからそのFX会社で
取引を行っていたらということで試算したら、12.7万円となり差額が9.6万円となっ
ていました。FX会社を選ぶことをしていなかったために9.6万円も損をしていたと
いうことになります。
伝説の投資家であり資産家であるウォーレン・バフェット氏は言っています。
「手数料に注意を払え」と。
株式の時は勉強していた気にしていたのですが、FXになると気にせずに取引を行っ
ていましたが、取引回数が増えれば増えるほど手数料も膨れ上がることをまずは意識を
しましょう。
ただし何がなんでも手数料が安ければよいというわけではありません。
例えばスワップポイント狙いでの長期保有を考える場合は、1回のスプレッドの金額
よりもスワップポイントを重視してFX会社を選択したほうが戦略に合っています。
あなたの投資スタイル・戦略にあった投資会社を見つけてください。